Portalgraphアプリケーション使用方法(カメラトラッキング編)
Portalgraphを利用して作られたアプリケーションの利用方法を解説します。ここでは、Webカメラによる視点トラッキングでアナグリフ(赤青)メガネを使い、PCのメインスクリーンで鑑賞するものとして解説します。カメラトラッキングは、1m以内の近距離での使用を想定しているため、30インチ以内のディスプレイで使用する想定になっています。
Windows 10以降のPC
Portalgraphランタイムのインストール https://portalgraph.booth.pm/items/6256749
Webカメラ
赤青3Dメガネ
https://www.stereoeye.jp/shop/index.html (推奨)
https://amzn.asia/d/438qF7P
カメラトラッキングが動かない場合は、最新版のVC++ランタイムをインストールしてください。 https://learn.microsoft.com/en-us/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170
今回は無料配布されているユニティちゃんライブステージ! for Portalgraphをサンプルとして使用し、Webカメラでトラッキングし、赤青メガネで鑑賞するものとして解説します。VIVEトラッカーを使う場合は、VIVEトラッカー設定ガイドを参照してください。
ユニティちゃんライブステージ! for Portalgraph
アプリケーションを起動すると自動でカメラトラッキングソフトが起動します。
カメラドロップダウンから使用するWebカメラを選択し、「適用」をクリックすれば顔の座標を追跡します。
デフォルトの設定で一般的なPCの内蔵Webカメラの視野角(FOV)に合わせた設定値になっていますが、もしご使用のカメラが広視野角などの場合は、キャリブレーションをクリックしてください。カウントダウンが始まるので、カメラ真正面50cmの場所に目が来るように待機すれば自動で数値が設定されます。
その他の設定項目はこちらを確認してください。
ユニティちゃんライブステージのウインドウに戻って12キーを押すと設定画面が開かれます。
各設定項目の内容についてはPortalgraphアプリ設定項目を参照してください。今回は特に設定を変更せず「Next(N)」をクリックしてキャリブレーション画面を開きます。
「カメラ」をクリックすると、カメラトラッキングのキャリブレーション画面が開かれます。
カメラが画面中央のすぐ上に存在し真正面を向いていて、PC画面が16:9のアスペクト比の場合は、この画面で画面のインチ数を入力しOKをクリックすれば設定は完了です。
もしそうではない場合は、「上級モード」をチェックします。
使用しているモニターのサイズを計測し、画面サイズにメートル単位で入力します。
カメラ位置はドロップダウンで画面に対するカメラの位置を上下左右で選択し、そこに対する座標をメートル単位で入力します。XYZはそれぞれ、画面に向かって右、上、奥方向が正方向になります。
カメラ角度はカメラが画面に対して垂直でない場合に入力します。
以上を入力してOKをクリックすれば設定は完了です。設定画面を閉じて画面を覗き込むと3D空間が画面内に広がってるのが見られます。
Portalgraphアプリケーションは標準で以下のキー操作を受け付けます。
WASDRF…前後左右上下移動(Shiftと同時押しで低速移動)
QE TG ZC…左右、上下、傾き回転(Ctrlと同時押しで90度回転)
12…スケール変更
3…スケールリセット
画面のサイズ、傾きに合わせてちょうどいいカメラ位置、角度、スケールに合わせてください。