Portalgraphアプリ設定項目
Portalgraphを利用して作られたアプリケーションの設定画面の設定項目について解説します。
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Portalgraphを利用して作られたアプリケーションの設定画面の設定項目について解説します。
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12キーを押すと設定画面が開かれます。
IPD…左右の目の距離(mm)。通常は変更する必要はありません。
カメラ固定…視点を固定する際にチェックします。位置設定ボタンを押すとカウントダウンが始まるので、カウントダウン終了時の座標に視点が固定されます。
トラッカー位置…顔のトラッキング位置を設定します。カメラトラッキングの場合は、EyeCenterを選択してください。「適用」をクリックするとドロップダウンの値が目座標、目回転に反映されます。
トラッカーアプリ自動起動…チェックされている場合、アプリ起動時に自動で下のテキストボックスで指定されたトラッカーアプリが起動します。アプリはドロップダウンからCamera(Webカメラトラッキング)、OpenVR(VIVEトラッカー)を選択可能です。
ビュー数、スクリーン、オフセット、スケール マルチスクリーンやサブディスプレイでPortalgraphを表示する場合に設定します。「ビュー数」で表示画面数を設定し、「スクリーン」で画面番号を指定(メインスクリーンが1)、オフセットとスケールは画面内を部分的に使う場合に設定します。左下がオフセット(0,0)になります。変更後は適用をクリックすると反映されます。画面数、画面番号を変更した場合はアプリの再起動が必要になります。
メイン設定画面で「Next(N)」をクリックするとキャリブレーション画面が開きます。
・3Dのドロップダウン・・・3D表示方式が選択できます。選択可能な値は以下です。 Side-By-Side…左右分割 Top-And-Bottom…上下分割 Anaglyph…赤青メガネモード。右側に表示されてるドロップダウンで色の分離方式が選択可能です(ほとんどのケースではDuboisで問題ありません) No 3D…平面表示されます。右側のドロップダウンで右目映像と左目映像が選択できます。 2 Outputs…右目映像を別の出力端子に出力します。右側のドロップダウンでどの画面に出力するか選択します。
キャリブレーション画面で「カメラ」をクリックすると、カメラトラッキングのキャリブレーション画面が開かれます。
カメラが画面中央のすぐ上に存在し真正面を向いていて、PC画面が16:9のアスペクト比の場合は、この画面で画面のインチ数を入力しOKをクリックすれば設定は完了です。
上級モードをチェックすると詳細設定が現れます。
・画面サイズ…使用モニターの画面サイズをメートル単位で入力します。
・カメラ位置…カメラの取り付け位置。ドロップダウンで上下左右中央を選び、テキストボックスでそこからの距離をメートル単位で入力します。XYZはそれぞれ、画面に向かって右、上、奥方向が正方向になります。 ・カメラ角度…カメラが画面に対して垂直でない場合に入力します。
キャリブレーション画面で「カメラ」をクリックするとトラッカー設定画面が開きます。
・画面サイズ…使用モニターの画面サイズをメートル単位で入力します。
・画面角度補正…もしも画面が垂直または水平の場合、こちらで選択するとキャリブレーション時に自動でその角度に補正します。
・トラッカー位置…キャリブレーション時に画面にトラッカーを合わせる際の位置を指定します。通常はCenterで良いですが、プロジェクタースクリーンを使って画面中央が柔らかくて安定しなかったり、3Dテレビで画面の反射でトラッカーの動作が安定しない場合等に影響を受けづらい場所を指定したりします。